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ロイヤルティバティの歩み ◆
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▲若々しい一芯二葉の新芽
▲ティーテイスティングの様子
▲ダージリンの摘み採り風景
▲マシーンによる柔捻作業風景
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世界の紅茶の歴史は、イギリスからもたらされたと言っても過言ではないでしょう。日本にもイギリス式と言える文化だけが紹介され続け、紅茶の原産国のインドやスリランカの紅茶文化があまり知られてきませんでした。なぜ、もっと色々な情報が伝わらなかったのか。そのような疑問から1987年にロイヤルティバティが誕生いたしました。
本当においしい紅茶を選び出すためには、各茶園での茶葉の育成状況や製造工程、気象状況を知るための現地視察や情報収集、また、数多くのテイスティングを入念に行い、冷静に分析しなければなりません。それらを一つずつ解決してきた結果、当社の買い付けた紅茶がその年のワールドNO.1という記事がインドの新聞に掲載されたり、著名なティーテイスターからの信頼を得ることができたり、また、正確な情報をお伝えできるようになったのです。
後でわかったことですが、2001年に当社が厳選し、インドの友人と分け合った紅茶がその年の12月、インドのバジパイ首相が訪日の時、小泉首相へ贈られた紅茶に選ばれたと知らされました。
「紅茶が好きで…本当においしい紅茶を楽しんで頂きたい」という思いが多くの人々から認められ、喜びに耐えませんでした。
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◆ ロイヤルティバティの紅茶
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紅茶は冬季を除きほぼ一年中摘み採りが行われますが、ある時期に摘み採られる一芯二葉の新芽だけは、世界中の紅茶ファンにとっては特別なものと位置付けられます。新芽がおいしい状態に成長したクオリティーシーズンの中でも、最もおいしい茶葉が採れるベストクオリティーシーズンは7日間ほどしかなく、生産地や茶樹、その年の気候によっても変わりますが、味や香り、余韻の素晴らしさだけでなく、生産量が非常に少ないため世界中の憧憬の的になっています。
ロイヤルティバティの紅茶は、そのような紅茶の中から、トップグレードの紅茶だけを厳選して輸入しています。また、このような紅茶は、鮮度も大切なため航空便で輸入しております。
アールグレイティーは中国茶などの安価な茶葉に人工的な香料を使用することがほとんどですが、弊社はダージリンのトップグレードの茶葉に香料の安全基準として世界で最も権威のあるF.E.M.A.に認められた天然香料のみ使用し、また、一切アルコールなども使用していない弊社独自のオリジナルティーです。気品と優しさが調合された世界的にも画期的なフレーバーティーといえるでしょう。
●クオリティーシーズン
ダージリンとアッサムは年3回、ニルギリは年1回クオリティーシーズンがあります。
◎ダージリンとアッサム ◎ニルギリ
ファーストフラッシュ(3〜4月) ベストシーズン(2〜3月)
セカンドフラッシュ(5〜6月)
オータムナル(10〜11月)
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■ お客様の声 |
▲コムシノワ総料理長荘司オーナー
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現在「コムシノワ」は、港町神戸の食の発信の中心としてレストランやオーベルジュをはじめ、ケーキショップ・ベーカリーショップ・カフェなど5店舗を営業されており、昔から味にうるさいと言われている神戸の人々だけでなく、日本全国にいる多くのファンから幅広く愛されています。ロイヤルティバティの紅茶をメニューに取り入れてはや十数年、「コムシノワ」総料理長荘司オーナーからコメントを頂きました。
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「紅茶」と一口に言っても、産地や品質などにより実にさまざまな種類があります。
その中から自分の思い通りの味、香りを持つ紅茶を見つけ出すのは大変なことですが、私の場合、紅茶を選ぶ時は3つの条件をもって臨むことにしています。
まず「品格」。言葉に出す以前にインスピレーションで感じるものであること。
そして「風味」。官能をくすぐるようなふわーっと立ち上がる香りと紅茶の輪郭をはっきりと示す渋味を持っていること。
最後に「余韻」。飲み終えた後に、印象的とも言える心地よさ、癒される感じが残るものであること。
私が信頼を寄せるロイヤルティバティの紅茶にはその全てが備わっています。その品質の高さは同時に私共のレストラン、ブランジェリー、パティスリーのクオリティーをも表してくれていると言えるでしょう。
コムシノワにとってロイヤルティバティの紅茶は欠かす事の出来ない貴重なアイテムのひとつです。 |
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■ インドからの輸入 |
インドに数多くあるティーエクスポーターの中でも首都ニューデリーの一角にあるオールドデリーに本社を構えるアプ・キ・パサンド社はインド国内外を問わず大変知名度の高い会社です。
当社の紅茶に対する情熱をアプ・キ・パサンド社のナイナ・カプール社長にコメントして頂きました。
株式会社ロイヤルティバティとアプ・キ・パサンド社(Aap Ki Pasand)は紅茶ファンのために最高級の紅茶をセレクトしています。
株式会社ロイヤルティバティのティーマスター佐藤秀三氏の繊細な味覚は、ダージリン、ニルギリ、アッサムの最高級以外の紅茶では満足しません。彼はインドでも屈指の茶園から紅茶を選んでいるのです。
長年に渡る共同作業の中で、私達は信頼関係を築き、互いにとプロとして尊敬しあってきました。それゆえにアプ・キ・パサンド社は株式会社ロイヤルティバティの紅茶を日本、及び世界中の紅茶ファンの皆様におすすめすることが出来るのです。
2003年2月5日 アプ・キ・パサンド・エキスポーツ ティーテイスター ナイナ・カプール
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